大多数の魚は色盲ではないが、夜は色盲になる

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かつて言われていた魚色盲説は、今では間違いであることはすでに多くの人が知っています。そこで夜はどう見えるのかについて調べてみました。

 

・魚が見ることができる光の色の数は魚が住む環境よって異なる!

十分な光の届く場所に生息する魚は鮮やかな色になりがちです。一方、深海魚の生活環境は暗く、その色は一般的に単色です。また交尾の過程で、魚の体の色が体内のホルモンによってより鮮明に変わる魚もいます。この変化の目的は異性を引き付けるためです。この現象は多くの魚が色盲ではないことを証明しています。

そもそも色認識は、目の網膜の上にある錐体細胞です。ほとんどの魚はこの錐体細胞を持っています。人間の錐体細胞には主に3つのタイプがあり、人間の世界には赤、黄、青です。驚くべきことに、一部の魚はこの錐体細胞のタイプが4つから5つあるため、人間よりもはるかに多くの色を見ることができます。

 

・釣りでは色はどのような役割を果たすのか?

ワシントン州立大学で魚の遺伝学の研究をしているゲイリー・ソーガードという人の研究では、「魚は本能的に特定の色の獲物を攻撃または捕食することはない」という研究結果が出ました。魚の種類によって色の見え方は異なりますが、一般的に魚に最もアピールできる色としては、透明な水では緑色(あるいはそれに近い色)が最もよく、濁った水では暖色(赤、黄色など)の方が優れているということも判明しました。

 

・魚は夜に色盲になる

これは夜釣りや管理釣り場ナイトゲームを楽しむ人の参考になる情報かもしれません。

完全に真っ暗な場所に生息する生物は視覚が退化しています。目はついていても実際には全く見えていません。このように真っ暗闇の中で目が見える魚は存在しません。月明りの下では錐体細胞は収縮し、棒細胞という視細胞は伸びて白黒がより鮮明に見えます。したがって、月明りやナイトゲーム時のライトを使用した状況下の釣りにおいて、経験豊富なアングラーは黒いルアーを使用して黒い輪郭をアピールします。月も覆われているほどわずかな光の下では、できるだけ明るいルアーだけを使用します。